今回使用した閃刀魔王ノイドのあれこれ

皆さんお久しぶりです 今期もノイドでエンジョイしたモカです!新ディアボロスのストラクチャーが発売してからノイド界隈が盛り上がっていて何よりです


新制限も発表されて、そろそろ今期も終わりですね 各所で新制限での大会が行われていて、その結果を見るのが楽しみです 個人的に1強よりは分布がバラけていた方が好きなんですよね メタ考えるのめんどくさいですけど(笑)


さて、相変わらず私はノイドしか語れませんのでこの場で色々と書かせて頂こうと思います 今回は私が店舗代表戦で使用したノイドを語ります 準決勝で負けましたが手応えはありました そのノイドとは…

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新しいストラクチャーデッキで登場したディストピアディアボロス等の魔王要素と最早言わずと知れた出張ギミックである閃刀姫を取り入れた通称「閃刀魔王60ノイドです」←デッキ名長い()


何故このデッキタイプを使用したかと言うと…

⚪40と60では事故率があまり変わらない

ノイドを使う上で最も辛いのが「ノイドを過剰に素引くこと」です おおよそですが40ノイドなら13枚前後、60ノイドなら15枚前後のノイドモンスターが入っていると思います デッキの総枚数とノイドモンスターの枚数を40と60で比較しても素引きする確率はあまり変わらないです

なので芝刈りや構築によっては推理ゲートを積める方がリソース確保や他のギミックとノイドの動きによる押し付けをやりやすいと思ったので60を使いました 40ならではの消華や閃刀パーツの引きやすさもあるんでしょうけど私はとりあえずこれを使っています


⚪ミラーを想定して

最近では閃刀ノイドや魔王ノイドが流行っているのは皆さんもご存知の通りです 分布が増えていると言うことはミラーも想定しなくてはいけません そこで着目したのが流行りの構築が40前後だと言うところです あちらは安定性があるとの話でしたがノイドに安定性なんてものはありません() ならばこちらが60枚にして芝刈りを積んでいればリソース面では優位に立てると思いました 実際のところミラー経験は少ないですがノイド同士が戦ったら墓地肥やし手段のある方が強みを発揮出来るかと思います



上記の2点が今回このデッキを使おうと思った理由です。偉そうに言っていますが、まぁぶっちゃけて言うとやることは普通のノイドとそこまで変わりません


私が前に使用していたノイドは植物をメインに据えた構築でそれは「展開力の乏しいノイドの弱味を補う」意味での混ぜ物です


今回使用したノイドはノイドの効果自体と噛み合いがあって、その妨害効果を更に強力なものにするディストピアとアド稼ぎ&手札誘発等の妨害を踏みに行ける閃刀姫を混ぜて「ノイドの効果や本来の動きを活かす」意味での混ぜ物にしました 出張ギミックがお互いの邪魔をする訳でもなく噛み合いがあって使っていてとても楽しいデッキでした



前置きが長くなりましたがデッキレシピの紹介に移ります まずはメインデッキです


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モンスターの採用理由を書かせて貰います 突っ込みどころ満載かもしれませんが私が思っている事を書きますね(笑)


まずはノイドモンスターが合計で15枚です 私が60ノイドで推理ゲートを採用しないノイドを組むならこの枚数が多からず少なからずでちょうどいいです 採用枚数が多いと事故の元ですし少なすぎると芝刈りの期待値が下がるのでこの前後の枚数で考えています


下級はまずデカトロンが説明不要の3枚

ルキフグスとアスタロスはメインフェイズ1から盤面に触れられる貴重な要員なので2枚ずつ ノイドは永続プランや伏せカードの多いデッキが苦手なので元々はアスタロスが3枚でしたが、それ以上にモンスターでの制圧もあるので無難にモンスターにも触れるように散らしました


上級はベルフェゴルが1枚 たまに素引きを恐れてか2枚入れている人も見ますが個人的には無しです そこはベルフェゴル素引きの悲しみを味わえば分かります あと攻撃宣言時にこいつの効果は使わない方がいいですよ 相手のうさぎの発動タイミングを作ってしまうので…

ヴァエルは2枚 3枚採用していましたがアドラメレクを採用した為減らしました 2枚でも問題なかったです

アドラメレクは閃刀姫が流行っている事もあって久しぶりに連パンが活かせるって感じです(今も分布的には居ますけど魔術師やセフィラばっかりで効果を活かす機会が少なかった…) こいつを積むとライフを取るスピードが格段に上がるのでいいですね アンクロアドラは有名ですが、最近ではサモソを絡めたルートでチャンバライダーを出して8000オーバー叩き込むキルルートもあるのでこれから更に期待です!

最上級はネヘモスとリリスが2枚ずつ ここはデカトロンで落としたり虚夢の兼ね合いもあるのでこの枚数で問題ないです 環境によってはどちらかが3枚入るパターンも出てきそうですが現状はこれで


次はノイド以外のモンスターです まずバルブとゴウフウは汎用みたいな感じで入れました バルブはハリファイバーから引っ張ってきて先行ならスカルデットで後攻で相手の置物があるならヴァレルロードで選べるのが強いですね 素引きしても最悪ハリファイバーだしてうさぎ構える事は出来ます ゴウフウはもう語るまででもないパワカですね もういなくなるので特にありませんが来期から相手に使われる心配がないのでそこは安心です


アフリマは単純にディストピアを引き込みたいから入れています 場に出すならリリースしてドローもいいんですけど強くはありませんので基本的にサーチ効果を使いましょう サモソからのワンキルは今回採用しませんでしたが、もしやるならこいつ+デカトでチャンバラ出せるんでキルに繋がるのはいいですね 被りすぎるのも問題なので2枚

ディアボロスは耐性+ハンデスが強いのですが出すまでに以外と手間がかかります 自分のモンスターで闇属性がいないに等しいので(リンクリぐらい)どうしてもディストピアが発動している前提になってしまいます アフリマで引っ張ってこれなくても芝刈りで落ちる可能性があるのでまぁ1枚


手札誘発はうらら増Gが3枚でうさぎが2枚です 誘発無しの推理ゲート積んで後攻特化もいいですがまだ植物リンクが居る環境なので大人しく誘発積みました うららとGは刺さる相手が多いので単純に妨害です うららはサーチを止めるのは勿論ですが相手の展開を中途半端にしたり役割は今までと変わりません 更にノイドは1枚1枚がパワカみたいなものなのでGのドローが相手からしたら重く、無理矢理ワンキルする以外は確実に止まってくれます うららは来期から減るので芝刈りや狂宴が通りやすくなりますし嬉しい限りです うさぎは刺さらない相手には本当に刺さらなくてハリファイバーで出すこともできるので2枚


γとドライバー こいつらも手札誘発みたいなもんですが主に自分のターンで使うので別個で書きます このデッキは芝刈り、虚夢、ホネビ、ワンフォーワンと自分の場ががら空きの状態からパワカを投げつける事も多いのですが相手のうららやGに邪魔されると一気に劣勢になってしまうのでメタのメタで入れました 決まりさえすれば後はΩを出したりハリファイバーにして更に展開したりと仕事は多いです このデッキはチューナー+ホネビの動きをやりたいので緊急テレを採用してその動きをやりやすくするのも面白いかもしれません γとドライバーはノイド以外のデッキでもかなり見るようになってきたので逆にこちらも警戒が必要です


次は魔法カードの採用理由です

まずはエンゲージホネビバーナーの閃刀ギミック 前者の2枚はこのデッキの潤滑剤みたいなもので展開を補助してくれます さらに発動時にうららとGのタイミングがあるのでそこにγか墓穴を当てて動きを通して行きましょう 60枚構築なので被ることも少ないのでガン積み バーナーはエンゲージから持ってこれるモンスター除去です ルキフグスと役割被ると思ったんですがそれとはまた別の役割がありましたし手軽に使えるところが良いです インスペクトボーダーみたいな効果を封じてくるモンスターや虚無魔人やパキケみたいなノイドの動きを阻害するモンスターを破壊する事が出来るので万能です 後半になれば魔法or罠にも干渉出来るのでノイド的にはそこもありがたいです 先行で腐ることがありますがその時は大人しく消華のコストにでもしましょう


ワンフォーワンは手札コストの要求が若干重いですがデカトorバルブにアクセス出来る貴重なカードです チューナー+ホネビの動きや捲りに使えるのが便利なので採用


芝刈りはデッキの要なので3枚 芝刈り→うらら→γとか決まった時はもう宴です まぁうららが来期から減るので尚更60ノイドに追い風ですね


墓穴の指名者は手札誘発を無力化する為に使いますはじめは2枚でやっていましたが初動+誘発ケアのセットを出来るだけ引き込みたいので3枚採用 墓地にγと違うのは場にモンスターが居ても打てるところと墓地に行けば閃刀魔法の後述効果を発動するための補助になります


シャドウディストピアはこのデッキのもう1つの主役です ノイドの効果やディアボロス、アフリマ、リリス等の魔王ギミックのリリースコストを相手に肩代わりさせる効果に書き換える恐ろしいカードです 場のモンスターが闇になるのでネプトアビスやサラキアビスの効果を発動しても既に水属性ではなくなってるので墓地の海皇の効果が発動しなくなったり、最近ではあまり見ませんがオネストも無力化する事が出来ます シャドウトークンの生成も便利で場にハリファイバーがいれば相手ターンにワンマジで魔法or罠を割りつつΩが立つので便利です ここまでベタ誉めしていますがディストピアはユニオン格納庫やトリックスターライトステージみたいに単体でアドを稼ぐ事が出来ないので単体で仕事するってことはまず無いので要は噛み合いです あと相手の場にもシャドウトークンが生成されるのでキルの邪魔になったりするのもマイナスです 強い事は確かなので採用枚数やそもそも採用するかしないか等調整していって決めようと思います


テラフォは単純にディストピアサーチです アフリマと散らしてあるのは墓地に落ちれば閃刀魔法の(以下略)


消華は狂宴と虚夢を引っ張れるカードなので3枚採用です エンゲージの追加ドローやカガリの回収で手札コストを賄う小技もあります


虚夢はパワカなんですが今ではオルターガイストやトリックスターみたいなEXを使わずに戦えるデッキが増えている事もあるので2枚採用 魔術師やセフィラが来期も強いのと閃刀姫が環境にいるので3枚にしてもいいのかもしれませんがここも要調整です


次に罠の採用理由です

無限泡影は単純にまだ植物リンクが環境に居たのとガイドや終末の騎士に打ってテンポアドを取りたかったと言うのが理由です うらら等の妨害と違って相手のγや墓穴を踏まないので単純に通ります 3枚でも良かったんですが枠の都合もあり2枚採用


狂宴は3枚入れました 1枚の構築も見ますが、芝刈りで1枚でも落ちると意味がなくなってしまうのと万が一止められる事を視野に入れてしまうとデッキの中に複数欲しい場面が何回かあったのと被ってもコストに出来るので私は3枚採用です


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次にEXとサイドです まずはEXから説明させて頂きます

ワンマジはハリファイバーから持ってこれる妨害件Ωか2枚目のハリファイバーに繋がる札でΩはγが決まった時かヴァエルとハリファイバーから持ってきたデカトとシンクロするのが主な出し方です リソース回復やハンデスに貢献したりティエラでΩ、ヌトス、何かを落として最後の何かをΩと一緒に戻せばEXの損失が少なくて済むのもポイントです


ティエラは説明不要の虚夢用モンスターでティエラ2枚目を積むのは枠の都合もあって無理なので1枚です ヌトスはティエラから落とします 最近ではティエラが各種リンク素材に使えるのでヌトスで破壊する事があまりないので素直に相手の場に干渉しましょう こちらも枠の都合で1枚


リンクリボーはハリファイバーからバルブを持ってきて変換してそのバルブを蘇生させて素材にするのが主な役割です 場にディストピアがある状態でレベル1モンスターをリリースして蘇生させればディアボロスのトリガーにもなります ディストピアを使わずともこいつ自身が闇属性なので「攻撃するとディアボロス出てくるよ」って言う牽制にもなり、相手に除去札を使わせる事が出来ます


カガリとシズクですがカガリはチューナー+ホネビの動きで使います 欲しい場面に出くわした事が何回かあったので2枚採用 あと芝刈りを打ったり後半になればなるにつれて打点が青眼並みになっていることもあります(笑)


シズクはどちらかと言えばエンゲージ引けていない時の保険的な意味で入れました スカルデットが出ていればだいたいメインモンスターゾーンが空いているのでそこからホネビ→シズクで+手札にデカトがあればスカルデットの効果で出して、とりあえずキルされない盤面作ってエンドフェイズにエンゲージを確保しに行く動きもありです 後半になれば簡易的なアンクロみたいになるのでアドラの効果を活かす事が出来ます

今ではハリファイバーとシズクでソーサレス出すルートがあり、そちらのルートの応用を使ったノイドを作っていきたいと考えています 元々ソーサレスはオライオンが絡まないと出しにくいと言うところがありましたがシズクが機械族なので無理してオライオンを積む必要がなくなったのも大きいです(まぁオライオンもトークン生成が出来るので素引きしなければ強いですけどね)


ハリファイバーは展開用とうさぎ置いて妨害する用で2枚採用していましたが後者の動きをやることが減ったのでハリファイバー2枚目とワンマジを抜いて他のカードにしたいなと思い始めているのが現状です キルルート増やすならソーサレスとチャンバライダーですかね


トロイメアフェニックスとケルベロスはノイドの動きをやりやすくする為のカードです 器用に立ち回れるカードなので特には無いですがケルベロスは抜いてもいいかもしれません 少し展開するルートが欲しいならダンディライオンをデッキにまた採用してFWD(未使用)とケルベロスorフェニックスとリンクリを構えてやりたいなぁと思います ダンディ1枚だけならそこまで事故要員にもならず芝刈りで落ちても美味しいので


トゥリスバエナはメタビートやオルターガイストみたいな伏せるデッキ相手の対策で積みました 今回は使用することが無かったですがいつかは必要になるときが来ると思います ここは環境によって変えていきたいです


スカルデットは前述のチューナー+ホネビの動きで出します 前に説明したのでルートは省略します 過信は禁物ですがスカルデット狂宴を目指して行きましょう


ヴァレルロードもチューナー+ホネビの動きから出せます こちらは捲るようのカードです 相手のモンスターをパクって効果を活かした妨害にしたり各種素材にしましょう あとヴァレルロードを倒せるのはヴァレルロードなんでそこも大事ですね(ノイドではネヘモスや他に相手モンスターがいればヴァエルでもヤれますがね)


次にサイドデッキです


悪魔嬢リリスが3枚 こちらはディストピアとの兼ね合いでフリチェ除去をやりつつ通常罠を持ってこれます 先行でやれる事を増やすために採用しました 使用感は悪くなかったので枚数の調整をやっていきたいです ディストピアが抜けるならこちらも抜けます


虚夢は1枚サイドに引っ込めました 自分が後攻かつ相手がEXを使用するデッキならサイチェンで入れます


羽根箒は後攻であれば必ず積みます 相手が先行であればサイドから神や泡影、鉄壁やマクロ等のノイドに対するメタを積んでくるのが目に見えているのでこちらは必須です


ツインツイスターも羽根箒と同様の理由です 後述のレッドリブートもあるので2枚採用にしました


神の通告が2枚 こちらはペンデュラム相手に先行を取れるときに有効です まぁ他のデッキ相手でも積みます 元々はリリスとの兼ね合いでメタバースと氾濫を入れて狂宴をやりやすくギミックにしていたのですが、先行から構えられるなら優先度的にこちらに軍配が挙がったのでこちらにしました メタバースギミックもまた試してみたいところではあります


拮抗勝負は相手によりますが魔術師やセフィラ等のペンデュラム系やオルターガイストやメタビート等の伏せてくるデッキで尚且つこちらが後攻であれば必ずと言っていいほどいれます 引きたいので3枚


レッドリブートは罠多目のデッキに対するメタでそのターンの罠の発動をシャットアウトしてこちらの動きを通します 相手に盤面に罠が増えますがリリスで吹き飛ばせば問題ありません ただライフコストがあるのでETでの使用は禁物です



だいたいこんな感じですかね~ まだまだ細かいところが書ききれていないですが、あまり書きすぎると持論キツすぎ&本題から脱線してしまうので何か質問や疑問点がありましたらTwitterのリプ、DM、質問箱のどれでもいいので聞いてください 答えられる範囲で答えます


今回は比較的長文になってしまいましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございました!ではまた👋